2.設立主旨

2.設立主旨

「国の盛衰をはかる基準は、経済或いは生産性の成長もさることながら一番大切な尺度は、国民における人間性の成長率ではないか」と、森戸辰男先生の言の如く特に次代を荷うべき青少年に対する期待は、一国の盛衰を左右するというも過言ではない。
 おもうに現在の青少年は戦後の虚脱状態より、一大変革の混乱時代に成長したもので、その社会的影響も大きな原因と思われるも、非行青少年の数は増加の一途をたどり、その年齢層が次第に若年化し悪質化しつつあることは誠に憂慮にたえぬ現状である。
 ここに青少年に対する健全なる育成の必要性を痛感し、育英事業を行い不良化防止対策とし、実社会に一歩をふみ出して働く彼らに将来への明朗な希望をもたせるため、青少年文化センターを設置して宿泊研修の場とし、集団活動を通じて一般教養を高めると共に、体育競技場をも併設しスポーツ、文化を通じて身心を鍛錬し、健全なる社会人を育成する社会福祉事業を発起したものである。
 この趣旨に志を同じゅうするもの401名より金5,000万円の寄付を、又閑静にして空気清く眺望も絶佳で、広大な丘陵地、青少年研修道場建設に最適な用地の寄贈も得られるに至ったので、これを前述の事業に有効適切に使用するため、強固な基礎と永続性をもつ組織をつくることとなり、ここに財団法人 広島青少年文化センターを設立し、社会事業に寄與することに決定し、世の暗黒にかこつより、自ら一本のローソクたらんことを念ずるものである。

 

設立発起人

筒井留三 筒井數三 松田耕平 藤野勇太郎 古村良隆

寺西四郎 塩沢勝次郎 岩立勇 影山章三  阿川瀬平 

以上10名

 


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